俺の名は、範沢融志。
地上最強の生物として名を馳せた俺だが、闘いのフィールドは拳だけにとどまらない。
令和の時代、真の強者は「税」でも「仕組み」でも勝たねばならん。
今日は、俺が静かに実行している最強の節税奥義を教えてやろう。
その名も——**マイクロ法人と個人事業主の“二刀流”**だ。
■ 第一の刀:個人事業主──自由とスピードの刃
個人事業とは、まさに己の肉体そのもの。
開業も廃業も自由、経費もある程度柔軟に計上できる。
戦場で言えば、軽装で動ける忍。
敏捷に立ち回り、時に損益通算で赤字を出して所得税を抑えることもできる。
例えば自宅を事務所にし、家賃を按分。
車も通信費も、生活と事業の境界線を走らせていける。
だが——それだけでは足りん。
敵は、国税という名の巨人。こいつに立ち向かうには、もう一本の刃が要る。
■ 第二の刀:マイクロ法人──盾と矛を併せ持つ“防御型の強者”
法人を設立する。代表は己。
役員報酬を「経費化」することで、課税所得をコントロールできる。
社会保険の強制加入も、見方を変えれば最強の防御。
法人に給与を支払わせ、節税しながら世界最強の盾、健康保険を最安で加入し、年金に加入する事もできる。
しかも、法人には「福利厚生」や「出張旅費規程」など、個人では使えない武器が揃っている。
お前が強者であるならば、この「盾」は必ず手に入れておけ。
健康保険は国民健康保険と違って扶養の概念があるから、個人事業主の国民健康保険の上位互換だ
もしお前が個人事業主で800万以上の所得があるなら、既に時は熟している、ほっておくと上がり続ける社会保険料でゴリゴリお前の利益が削られてしまうぞ。
■ 二刀流の極意──“所得の分散”という必殺技
ここが本質だ。
「個人」で稼ぎ、「法人」で受け取る。
あるいは「法人」で稼ぎ、「個人」に経費を流す。
法人と個人、それぞれに適した税率で課税されることで、全体としての税負担が下がる。
たとえば、売上1000万円。
全部を個人で受け取れば、累進課税でゴリゴリ持っていかれる。
だが法人に振り分け、役員報酬・経費を巧みに調整すれば、見える世界が変わる。
合法的にだ。堂々とだ。国の仕組みを利用し尽くせ。
節税で浮いた金をどうするかだって?決まってるだろ、投資しろ。
■ なぜ誰もやらないのか?
簡単だ。
「知らない」「面倒くさい」「税理士が教えてくれない」この三拍子だ。
弱者は常に、無知を言い訳にして搾取される。
だが俺は違う。
強者は、知り、学び、使いこなす。
税制は戦場だ。
敵(税務署)はルールの番人。だが、ルールの中で勝つ者を止めることはできん。
強者は常にルールを理解し、ルールを制して、ルールの中で勝つ。
■ 最後に──戦う意思がある者へ
この“二刀流”は、凡人には重すぎる。
管理も分別も必要だし、税理士との連携も要る。
だが、それを乗り越えた者だけが、真の“経済的自由”を手にする。
戦場で一人立つ覚悟があるか?
節税という名の知略を手に入れる覚悟があるか?
俺はすでに、構えている。
貴様が来るのを、笑って待っているぞ。
——範沢融志、税務の戦場でも最強なり
次回は、社会保険について解説してやる、覚悟しておけ
コメント