保険とは本来、
「めったに起きないが、起きたら致命傷になる事故」から身を守るための仕組みだ。
確率が高い日常的な出費に使うのは、完全な金の無駄だ。
がん保険?お前はヘルメットを被って車を運転するのか?
違うだろ?
融志郎的“生き残るための最低限リスト”はこれだ。
- 掛け捨て生命保険(家族が依存してる稼ぎ手が死んだ場合)
→ 貯金でカバーできるなら不要。
→ 子なし・配偶者自立済みなら必要なし。 - 自動車の対人・対物保険(無制限)
→ 自分の不注意で他人を殺す・廃車にするリスクは、数千万円〜億単位。
→ 自己資金で払える人間なんてほぼいない。 - 火災保険(持ち家の場合)
→ 住宅ローンが残ってるなら必須。
→ 賃貸なら家財保険で十分。
それ以外は──医療保険、がん保険、貯蓄型保険、ペット保険……全部、
「貯金と社会保険」で代替できるか、コスパが壊滅している。
🛡 社会保険が世界最強の理由
日本の社会保険(健康保険+年金+雇用保険+労災保険)は、民間保険の上位互換だ。
特に健康保険の保障範囲は、世界的に見ても異常に厚い。
① 健康保険の3大メリット
- 自己負担は3割(高額療養費制度あり)
→ 月数十万の医療費でも自己負担は原則10万円前後で頭打ち。 - 傷病手当金
→ 病気やケガで働けなくなったとき、給料の2/3が最長1年半支給される。 - 出産手当金・出産育児一時金
→ 出産時の大きな支出をカバー。
② 厚生年金の配偶者優遇
- 第3号被保険者制度
→ 専業主婦(夫)は保険料ゼロで年金に加入できる。
→ 海外ではほぼ見られない制度。
③ 失業や労災も守備範囲
- 雇用保険で失業時に生活費支給。
- 労災保険で通勤・仕事中の事故や病気をカバー。
🔪 民間医療保険が不要な理由
- 医療費は高額療養費制度で上限あり → 破産しない。
- 入院日額型保険は、そもそも入院日数が短期化していて元を取れない。
- がん保険も先進医療や高額薬は制度内で一定カバー。
結局、医療保険のほとんどは「小さな出費をカバーする高いサブスク」に過ぎない。
⚡ 結論
- 保険は「低確率・高損害」にだけ使え。
- 医療費破産リスクは社会保険でほぼ消滅している。
- 貯金で対応できるリスクに保険料を払うのは、手数料をドブに捨てる行為。
真に必要な保険は、
“人生を一撃で詰ませる”事故だけ守る鎧だ。
それ以外は筋肉で受けろ──ッ!
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